外来駆逐艦WPローレンス、横須賀入港


5日午前、横須賀基地8号バースに入港した駆逐艦ウィリアムPローレンス(手前、左向き)

8月5日朝、駆逐艦ウィリアムPローレンス(DDG 110)が横須賀基地に寄港した。パールハーバーを母港とする駆逐艦ローレンスの日本寄港は初めてとみられる。

ウィリアムPローレンスは4月初旬にパールハーバーを出港して、西太平洋・インド洋の任務航海に出た。グアムに寄港した後、4月末には駆逐艦ステゼムとともに台湾海峡を通過している。

7月に入り、オーストラリア・ブリスベーンに寄港した後、米豪合同演習タリスマン・セイバー2019に参加した。この演習でウィリアムPローレンスはロナルド・レーガン空母戦闘群を、巡洋艦 チャンセラーズビルとともに構成した。横須賀の駆逐艦マッキャンベルもタリスマン・セイバー2019に参加したが、こちらは佐世保の強襲揚陸艦ワスプが率いる揚陸艦隊に加わっている。

タリスマン・セイバー演習の山場が終わった後、ウィリアムPローレンスは横須賀にやってきた。艦隊を組んでいた空母レーガンたちも、それほど遠くないうちに横須賀に戻ってくるのではないか。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(19.8.5 頼 撮影)


8号バースに停泊中のローレンスの艦首。艦番号は110だ。後方に見える12号バースで空母帰港に備えた整備が行われているように見える


2019-8-5|HOME|